~不祥事(不正・事故)を根本的に防止しながら、同時に社員の意識と行動を徹底的に利益にフォーカスさせる、すなわち、利益追求と不祥事防止を両取りする管理会計~

(1)ハイブリッド管理会計は、次の3つの力を持っています。
①意思を継続させる力
毎日の成果を「スコアボード」(採算管理できる一覧表)に表示することで、組織メンバーのやる気と知恵、創意工夫を継続的に引き出す。

②目から入る情報の力
人間は外部からの情報の約8割程度を視覚から得ている。目に見える形(採算管理できる一覧表をスコアボードに表示)にすることは、耳からの情報に比べてはるかに強く脳に作用する。

③数字の力
数字で示すことは、言葉で発破をかけたり、説得したり、励ましたり、などの行為と同等か、それ以上のインパクトを与える。それは「数字が感情を持たない言葉」だから。毎日の数字(特に悪い数字)をみていれば、誰に言われなくても「何とかしよう」という気持ちになる。

(2)そして、ハイブリッド管理会計は不正防止のために有用な情報を提供します。
具体的には勘定科目ごとに不正の兆候を示す先行情報を提供したり、不正調査を効率的に短期間で行うために不可欠な勘定科目の詳細情報を提供したりします。すなわち、管理会計と不正調査がタッグを組むことで、効率的に不正を防止します。

これら(1)及び(2)により、企業風土、組織文化を変革します。経営者、管理責任者、従業員等すべての組織メンバーが利益にフォーカスした行動をとるようになります。しかも、徹底した不正防止(横領、粉飾など)と怠惰、手抜きなどが引き起こす事故を防止することで、どんなに厳しい競争市場であっても不祥事を起こさない企業体質に変革します。

主なコンサルティング内容と料金》

・不祥事(不正・事故)防止と利益追求を両取りする
不祥事の発生する原因の理解/不祥事対策が企業活動に与える影響

・管理会計を社内のスコアボードとして機能させる
管理会計を企業活動にどう生かすのか/ 社員の行動に与える影響

・「日次採算管理できる一覧表」を毎日開示する
市場競争の成果を「業績評価指標」に変換して社内競争に取り込み、組織メンバーが常に市場競争を意識できるようにする(粗利や営業利益をターゲット)

・不正防止の3本柱(企業理念・社内競争環境・見られる化)とは
3本柱をリンクさせ、自由と規律をバランスさせた企業風土・組織文化を作る

・社員のやる気(モチベーション)を継続的に、時には瞬発的に誘引する仕組み
社員のやる気(モチベーション)と3本柱の関係/やる気と不祥事の関係

・社員の怠惰、怠慢、手抜き、気の緩み、うっかりミスを防ぐ仕組み
不正は意図的、事故は意図的でない/意図的でない事故を防ぐ仕組み

・人の目を意図的に作り出し、不正行為を行う機会を失わせる
見られる化(ディスクローズ)の様々な施策を会社の実態に応じて適用

・管理会計の巧拙が企業利益の水準を左右する
超優良企業が管理会計にこだわる理由/会社独自の管理会計は門外不出のノウハウ

・多額のシステム投資は不要で、既存の会計システムを最大限に利用する
目標に向かって組織メンバーを動機づけ、やる気を継続的に維持させることが管理会計の目的/単なるシステム投資では目的を達成できない

對馬式ハイブリッド管理会計に組み込む不祥事防止の基礎となる考え方はこちら
PDF 会社を不祥事から守る10大原則
PDF 守りの3本柱を構築する方法

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