《今回のセミナーの詳細》

企業不正の発見と防止のために具体的にどう活動していけばよいのかを分かりやすく解説する実務セミナーです。中堅・中小企業の経営者向けの実践的な少人数セミナーです。
現実的で効果的な不正対策の全体像を第1部で解説いたします。今回は第2部として、ご要望の多かった不正発見のための技術『確認』」の具体的な実施方法について、フォームを参照しながら具体的な手続きを解説いたします。(自社ですぐにでも実施できるように、サンプルとしてエクセルデータを提供します)
また、本セミナー参加特典として、拙著「なぜ不正は起こるのか-中小企業のための不正対策」(SMBCコンサルティング刊)を進呈いたします。

第1部:「企業不正の原因と現実的で効果的な防止策」
第2部:「不正発見の技術『確認』を成功させる方法」

このセミナーをお聞きになれば、本当に必要な不正対策の概要とその根幹をご理解いただけます。

日程 :平成29年12月6日(水)14:00~17:00(13:45開場)申込受付終了しました。
場所 :東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー3階 對馬公認会計士事務所セミナールーム
参加料:1名28,000円(税込み ※テキスト・資料等含む)
講師 :對馬 英年(つしま ひでとし)
定員 :10名(満席になり次第、締め切らせて頂きます)

ご希望の方は下記フォームに入力のうえ、送信ください。後日、詳しいご案内をメールにてお送りします。

※当事務所主催のセミナーは、「100%返金保証」にて実施しています。
万一、内容にご不満の場合や、思っていた内容と違っていたといった場合、理由を問わず全額返金させて頂きます。ご安心の上、お申し込みください。

《本セミナーの趣旨》

「もしウチの会社で不祥事が起きたら、
どうなってしまうだろう」と
ご心配の経営者の方へ

「もし自分の会社で大きな不祥事(不正)が起きたら、どうなってしまうだろう」とご心配なら、現実的で効果的な解決方法があります。

「ウチの会社に不正は無い」「ウチに限って不正などは起こらない」と、なんの根拠もなく思い込んでいる経営者の方は、実際に不正が起こってしまったときに、その被害額の大きさに愕然として「どうしてこんなことが・・・・」と絶句します。そして、従業員を信頼するだけで、不正に対して全く無防備だったことをひどく後悔します。

社内不正は世の中で頻発しています。しかし、報道されるのは上場企業など、ほんの一部の大企業に限られます。中小企業で大きな不正が起これば、あっという間に会社存続の危機に陥ります。
会社経営にこれほどの甚大な影響を及ぼす経営問題であるにもかかわらず、実は99%以上の企業が、ほとんど有効な対策をとらず、放置しています。

どうしてこのような状況が放置されているのでしょうか?
それは、手続き規定やマニュアルといった一般的な社内ルールがあるから大丈夫だろうと勝手に思い込んでいるからです。
実は社内不正が起こるのはルールが無いからではなく、ルールを無視するから起こるのです。そして頻繁に、証拠の改ざんや偽造といった行為が伴うために発覚しにくいのです。

不正防止のためにルールをつくるのは容易です。しかし、本当にルールが守られているかどうかを検証するのは極めてむずかしいのです。それは、一般的なルールが証拠の改ざんや偽造といった偽装工作を想定していないからです。だからこそ防止網をくぐりぬけた想定外の不正行為は、その規模をどんどんと拡大させてしまうのです。

私は、長年の監査実務において、社内不正による多くの悲惨な結果を目の当たりにしてきました。不正行為は不正を行った本人の人生を狂わせます。そして本人だけでなく、会社や経営者、従業員までもが危機にさらされます。これほどの重大な事態をもたらす社内不正について、その本当の原因を理解している経営者は極めて少ないのが現状です。「もっと早く発見できていれば、会社も本人も大きな痛手を被らずに済んだのに」との思いがこみ上げてきます。

社内不正の本当の原因とは、「不正を行うのに圧倒的に有利な状況を目の前にすると、その誘惑に負けて良心の呵責を乗り越えてしまう」という人間の持つ本質的な弱さです。
そして、「不正を行うのに圧倒的に有利な状況」のことを「不正トラップ(罠)」と言います。具体的には次の3つを指します。
■不正トラップ
①不正を実行可能な機会があること
誰にも見られず、誰にも知られずに不正を実行できる機会がある
②不正の発覚を困難にする「信頼の丸投げ状態」が存在すること
経営者や上司から全面的な信頼を得ているという自信から、疑われるリ スクが極めて低いと考えている。また、信頼により業務が丸投げされている状態であることから、任された業務については誰からのチェックも受けず一人でいかようにでも処理できるため、不正の発覚を困難にする改ざんや偽造などの隠蔽工作が容易である
③自分の行為を正当化する理由が存在すること
万が一、不正が発覚しても、「会社は外部に知られるのを恐れて大ごとにしない」とか「自分の会社への貢献度を考えれば大目に見てくれるだろう」といった良心の呵責を乗り越えられるだけの理由が存在する。すなわち、自分の行動は道徳・倫理に反する行動ではないと自分を納得させてしまう

この3つが揃うと、従業員から経営者まで、だれもが不正の罠に陥る危険性があります。そして、さまざまな不正対策が本当に効果的かどうかは、この「不正トラップ」を防止できるかどうかにかかっているのです。

こういった不正の本質的な原因は、実はあまり知られていないので、「もしウチの会社で不正が起きたら・・・・」という不安が一瞬あたまをよぎったとしても、どうしてよいかわからないし、一応社内ルールがあるから大丈夫だろうと放置してしまうのです。
また、一般に不正調査といわれるもののほとんどは、不正行為が発覚してから行われます。しかも、調査のために第三者委員会を設置したり、監査法人など外部の調査機関に依頼したりすれば、多額の費用が発生します。

社内不正は、深刻な事態に発展する前に発見し、会社に与える損害を最小限に抑えることが重要です。また、不正の規模が小さいうちに発見できれば、再発防止策をただちに講じることができます。
そのためには、ただ防止するだけでなく、積極的に不正行為を発見するという「攻めの不正調査」も必要なのです。

私はこれまで、上場企業から中小企業まで200社以上の監査、調査を手掛けてきました。さまざまな業種の特徴、業務管理の重点を熟知しております。すなわち、不正の起きる危険性の高い業務を知り尽くしております。

そこで今回、私の経験に裏打ちされた不正対策を、是非とも経営者の方にご説明したいという趣旨から、少人数の不正対策実践セミナーを実施いたします。不正防止策の要否を判断できるのは経営者だけです。よって本セミナーでは、経営者の方に必須の知識と具体的な手続きを解説いたします。

主な内容は以下の通りです。

1.企業不正の特徴と中小企業における不正対策の現状
2.不正が起こる本当の原因と不正トラップとは
3.不正防止の3本柱とは
4.不正発見のための3つの技術とは
5.頻発する預金の横領を即座に発見できる方法とは
6.預金の横領を発見するための具体的な手順とは
7.売掛金・商品在庫に関する不正を発見する方法とは
8.本当に必要な不正防止策とは何か
9.不正を積極的に発見するための短期不正調査とは

社内不正は、放っておくと会社を危機に陥れるほどの甚大な被害をもたらす危険性があります。有効な防止策を構築すると同時に、できる限り早く発見することが極めて重要です。

このセミナーを契機に、一日でも早く不正の起こらない組織文化を構築していただきたいと思っております。

對馬公認会計士事務所 代表
公認会計士 對 馬 英 年

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